ミミズコンポスト零号基の改良~タワー化のための2段目制作~

DIY

今年春の2022年4月3日より、古まな板を再利用したミミズコンポスト零号基の改良(タワー化)をスタートさせました。と言っても、ただ単に家庭で出た古まな板を取り置きし、必要な材料が揃い次第制作に取りかかるというスローな取り組みです。

11月に入り、2段目制作に必要な古まな板が家庭から廃棄されたため、これを新たな材料として零号基のタワー化を進めました。

改良の狙いと1段目の制作内容については過去の記事を参照ください。
ミミズコンポスト零号基の改良~コンポストのタワー化を目指して~
2022年4月3日、家庭で不要になった古まな板を再利用して、ミミズコンポスト零号基に改良を加えてみました。改良内容についてご紹介します。改良の狙い零号基の改良に求めた狙いは、次の2点です。1.生ごみの収容量を増やす2.堆肥の体積と熟成場所の...

タワー化のための2段目制作

今回は、3枚の古まな板を使いました。

1段目に合うように寸法を合わせてノコギリでカットしました。

制作するミミコン2段目は、中に入れる生ゴミを下段と分けつつ、ミミズを中心とした分解生物が行き来できるようにするため、格子構造にしたいと考えました。

まず、φ4.5mmのドリルを使って、1.5cm間隔に穴を空けていきました。(1.5cm間隔は適当です。今後の運用結果から適性であったのか評価していきます)

次に、2段目の枠を木工用ビス(1段目は釘で組み立てましたが強度的に弱かった)で固定しました。

格子構造用に空けた穴に竹串(φ4mm)を刺し込んでいきます。竹串は100円ショップで入手しました。

竹串は、刺し込んだだけでも十分に固定されていました。竹串が破損した際に取り替えが容易なようにのり付けをせずに刺し込むだけにしました。

最後に竹串の余分な部分をカットして完成です。

竹串の太さがφ4mmもあるので中々丈夫な印象でした。

まな板の模様やロゴが見えるようにしたことで、少しデザインチックな雰囲気になった気がします。(笑)

寸法を合わせて制作できたので、下段の上にのせてピッタリ納めることができました。

下段と2段目の間に空間が在るので、下段から上段へと分解生物が移動出来るように今回は腐葉土を被せて隙間を埋めてみました。

下段で使用していたフタを2段目のフタとすることで管理開始です。

なお、2段目は、下段の上にただ乗せただけです。風などの影響でズレる可能性がありました。

そこで、余った材料で杭を作り、簡易的に固定してみることにしました。十分です。出来れば4面に杭を打った方が良いと思うので、材料が調達でき次第作っておこうと考えています。

運用方法の検討と今後

基本的な運用は、通常通り生ゴミを入れていくだけです。

生ゴミの他に集めていた雑草も処理してもらおうと考えています(雑草の種が入ることは問題であるようにも思いますが、、、)。

零号基タワー化のための改良は、最低でも3段目まで作りたいと考えています。

1段目は、分解生物に処理され生産された堆肥のストック場所とし、今後、生ゴミを入れるのは上段部分として、2段目と3段目を交互に回転出来ないかと考えています。

回転率が悪ければ段を増やしてみたいと考えています。

おわりに

明け方の気温が15℃を下回るようになった10月後半から、処理スピードが遅くなってきた印象でした。

暖かい時期であれば、一杯になることが無かった下段目が、処理が追いつかず、フタが閉められなくなってきたところだったのです。

1段目の容量が一杯一杯になっていたため、このタイミングで増設出来て良かったです。

今シーズン(2ndシーズン)は春から今日に至るまで家庭からの生ゴミ廃棄をせずに、堆肥化を進めることが出来ています。

屋外で管理している以上、外気温低下によるミミズの処理スピードを上げることは根本的に出来ないと考えています。2段目制作は容積が増えただけの一時凌ぎになりそうですが、このまま生ゴミを出すこと無く3rdシーズンに突入できればと願っているところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました