食虫植物『ハエトリグサ』の植え替えと冬越し挑戦

MBS

ウツボカズラの栽培で1年を超すことができたので、新たに食虫植物栽培の幅を広げることにしました。

定番中の定番であるハエトリグサです。夏から栽培を開始ししました。11月になり、気温も低下してきたため冬越しへの準備を進めることにしました。

ハエトリグサの特徴

食虫植物の定番品種ともいえるのが、このハエトリグサだと思われます。

捕虫葉と呼ばれる二枚貝状の葉の縁には、ギザギザの歯のような特徴的な突起を生やし、捕虫葉の内側には、感覚毛と呼ばれるセンサーが3本づつ生えており、虫などの獲物がこの感覚毛に短時間で2回以上触れると、二枚貝状の葉が閉じて獲物を捕まえます。

このユニークな進化を遂げた植物の驚くべき能力見たさに、葉を閉じさせてみたくなりますが、むやみに感覚毛を触って閉じさせると弱ってしまうようなので注意が必要です。

また、葉の育ち方によって、2系統に大別されます。葉が上向きに立ち上がって成長するものが「エレクタ系」、地面に張り付くように成長するものが「ロゼット系」とされ、葉の縁に生える突起の形状や葉の色合いによって個体差があります。

我が家に迎えたのは、ロゼット系の緑色系ではないかと考えています。

アメリカ南東部の湿地帯に棲息する多年草です。

適正な育成環境条件としては、常に湿った土(水苔が一般的)を用意し、夏場は直射日光を避けた風通しの良い場所がいいようです。

冬は比較的強いようで、落葉した後に根が生きていれば、春には新たな芽を出すようです。ただし、屋外で育てる場合は気温-5℃以下にならず、根を凍結させないようにする必要があるようです。

成育場所と植え替え

ハエトリグサは、ホームセンターでポット売りされていたものを8月4日に購入しました。

購入時のままのポットでは窮屈そうであったため、秋を前にして、9月10日に植え替えを実施するこにしました。(植え替えの適正時期はは休眠期となる12月~2月のようです)

用意したポットはワンサイズ大きい12号のプランター(グロウコンテナ12型)です。

まず、底砂として軽石を2~3cmの厚みで敷き詰めました。

次にハエトリグサをポットから出して移します。適正時期では無いことから、根をなるべく傷めないように元々の土には触れないようにしました。

足りない分の土は、ココピートを敷き詰めました。

冬越し開始

冬に強いと言われるハエトリグサですが、Mauerが育てている上越地域の冬場は-5℃以下になることもしばしばあるため、室内に避難させることにしました。

気温が低下してきた10月末頃から、ハエトリグサの葉の色が薄くなり、元気がなくなっていきました。

まだ本格的な冬前ですが、冬越し対策として、ウツボカズラと共に11月7日に室内へ引っ越しさせることにしました。

ハエトリグサは、海水水槽につかっているLEDの光が当たる所に安置させることにしました。

室内に引っ越してから11月20日で2週間が経過しようとしています。成長していた葉はすっかり枯れてしまいました。

この状態が良いのかどうかは分かりませんが、現在新しい新芽を出して成長している様子です。

また、白カビも....水気が必要なので多めに与えいますが、屋外と違って風通しがあるいため、増殖しやすい環境が整っているようです。また、栄養が多いと言うことも考えられます。

カビ自体は、分解生物として重要です。これに関しては、様子見で観察していきます。なお、カビが増殖を続けていくようであれば、家庭内で批判も出そうですので、対処していきたいと考えています。

おわりに

気温が低下すれば、葉が全て枯れて休眠期を迎えるようですが、室温で葉を維持出来るモノなのか、経過を観察していきたいと考えています。

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