2022年4月3日、家庭で不要になった古まな板を再利用して、ミミズコンポスト零号基に改良を加えてみました。改良内容についてご紹介します。
改良の狙い
零号基の改良に求めた狙いは、次の2点です。
1.生ごみの収容量を増やす 2.堆肥の体積と熟成場所の確保
ミミズコンポスト零号基は、単純な構造となっており、菜園用のプランターに生ごみを入れ、日よけの蓋をしているだけの代物でした。


初代ミミズコンポスト零号基の自作手順詳細については、こちらを参照ください。 ミミズコンポスト『零号基』の自作と処理能力についてベランダ菜園によるMBS構築以前から試験的に導入していた初代ミミズコンポストとして、通称『零号基』が存在します。
そのため、プランターの容量一杯しか生ごみを入れられない状況で、生ごみの投入をやめなければ、堆肥を分離するのが困難でした。
そこで、使用面積はそのままに、縦方向にタワー上に生ごみを投入できるスペースを確保し、下段で堆肥を分離できるようにしたいと考えました。
まずは、堆肥の熟成をエリアとしたい、下段となる基礎部分から作ることにしました。
改良手順
材料は、家庭で不要になった古まな板3です。初代ミミズコンポスト零号基の日よけ蓋に使用していた汚れていたまな板2枚(寸法:39㎝×24㎝)から加工し、外で使っていない3枚目の古まな板を蓋にすることにしました。

1枚目のまな板は縦に半分(寸法:39㎝×12㎝)になるようノコギリでカットしました。

2枚目のまな板は横に半分になるようカットし、更に幅を3㎝カットしました(寸法21㎝×19.5㎝)。

土に刺さる構造になるように、釘を打って組み立てました。

3枚目の古まな板を蓋にして完成です。

完成した木枠をミミズコンポスト零号基へ差し込み、蓋をして完了です。

が、その後、蓋が開けずらいため、持っていた角材の切れ端を釘で打ち付けて、取ってをつける事にしました。


今後の運営
今回自作した木枠を基礎として、木枠の中を生ごみを投入する餌場として利用します。一杯になったら、更に上へ2段、新たな餌場を作っていきたいと考えています。
それまでは、木枠とプランターの隙間に体積する堆肥を有機肥料とて、ベランダ菜園などへ供給したいと考えています。

やっと新潟も暖かくなってきたため、昨日の4月3日より、今シーズン初の生ごみ投入を開始しました。


おわりに
作っておきながらですが、正直、ミミズコンポストの改良内容として、これが完成形なのか分からない状況です(笑)。
イメージとしては、基礎の木枠を入れて3段構造にしたいと考えていますが、使い勝手を見ながら変更を加えていくことになると考えています。
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