ブロッコリーやカリフラワーのコンパニオンプランツとして9月19日から育てていたレタスですが、前回投稿の後に2回収穫して収量となりました。
チップバーン(葉先が枯れる)という症状や、トウ立ちによって美味しく食べられる時期を過ぎてしまったためです。
そんなレタスの現状についてご紹介いたします。
冬場レタス
収穫につては11月10日が最終で美味しく食べることが出来るギリギリでした。その頃から、葉先が枯れるチップバーンが発生し、見た目の品質低下が見られるようになっていたためです。
また、11月でもあった高くなる日があったためか、蕾を付けてしまうトウ立ちが始まってしまいました。そのためか葉も小さくなり、過食可能な箇所が少なくなり、葉も硬くなってきました。
なお、肝心のコンパニオンプランツとしての効果ですが、既にブロッコリーの記事としてまとめている通り、アオムシ等の食害から望んでいたほどには、明らかに守ることが出来ませんでした。
それでも、ほとんどお守り程度ですが、トウが立ち、収穫できなくなったレタスですが、そのまま枯れるまで育ててみようと、雪が積もる冬場になってもそのまま育て続けている状況です。
チップバーン
10月末から葉先が枯れていく病状が見られるようになりました。
これをチップバーンと呼ぶようです。
主な原因として考えられるのは、”カルシウム欠乏”のようです。ここにぶつかるたびにカルシウムの重要性を痛感させられますね。
カルシウム不足になる要因は、根の痛みや、水不足、日照不足、高温による急成長、窒素過多などが考えられ、根からのカルシウム吸収が上手く行えないことによることで起こる可能性が高いようです。
生育環境を考えると、根の傷み、成長が遅いことや、ミミコンからの堆肥以外追肥を行っていないこと、雪解け水等でむしろ湿りぎみなため、水不足、急成長、窒素過多は除外できそうです。
考えられる要因は、連日の曇り&降雪による日照不足、水気がありすぎることによる根の傷みが考えられました。

なお、元々も弱く小ぶりだった苗は、葉先枯れを越して、腐敗病と呼べるほどの状態でした。
こちらは根が傷んでいる可能性もあります。

トウ立ち
11月10日あたりからトウ立ちに気が付きました。
最初はブロッコリーのコンパニオンプランツとして植えた赤色のレタス「レットファイヤー」です。
写真の左が11月17日、右が2ヶ月経過した1月19日の様子ですが、冬場にトウ立ちしたためか未だに開花はしていないです。


カリフラワーのコンパニオンプランツとして植えたレタス「美味タス」のトウ立ちは、1月に入って確認しました。
こちら、蕾が小さいために、中々気が付きませんでした。というか冬場は、日が短くて、休日以外ベランダに出ていない状況なんです。。。

蕾のまま冬を越し、春に開花するのか経過観察中です。
おわりに
来シーズンも挑戦する予定ですが、基本的には、ミミコンからの堆肥供給が少なく、追肥もしない為、土壌の栄養不足が課題と感じています。
また、春に開花し、種子が採取できるならしてみたい所です。
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