ウツボカズラ(ネペンテス)はじめての冬越し~屋内への移動判断~

ウツボカズラの冬越し ウツボカズラ

7月24日より、ベランダ菜園内でウツボカズラを育てていました。

12月に入って、早朝には霜も降りるような環境となって寒くなってきたため、冬越しのため室内に移すことにしました。

ベランダ菜園によるMBS構築とは直接的に関係のない品種ですが、水やり程度の適当な管理でなんだかんだと生き残ってくれているため、どうにか冬を乗り越えて、来春からもベランダで成長を見守りたいと考えている種です。

そんなウツボカズラの簡単な育成状況をご紹介します。

ウツボカズラ(ネペンテス)育成の切っ掛けと特徴

育成の切っ掛け

ネットショップで購入した2.5号ポットのウツボカズラです。

NHKプラネットアース「ジャングル 緑の魔境」より、今は亡き緒形拳さんがウツボカズラの解説をするのですが、上の子が好きで何度も見ていました。

ベランダ菜園によるMBS構築とは関係なく、子供が喜ぶと思い購入したのがきっかけでした。

これを100均で購入した引掛けタイプのブリキ製3号ポットへ移し替え、育成をスタートしました。

特徴

ウツボカズラの品種はアラタです。

ウツボカズラ科は、主に東南アジアなどの熱帯性ジャングルに生息するツル性の食虫植物です。

アラタは、ウツボカズラ科の中でも小型の品種で、食虫植物の中では中々可愛らしいフォルムをしています。

消化液を貯めた壺型(補虫袋)の筒が特徴的で、落とし穴形式の食虫植物です。蓋の内側に虫を惹きつける魅惑的な物質を分泌する蜜腺があり、蓋や壺の内側はツルツルしており、惹きつけられた虫が足を滑らせ、消化液が溜まっている補虫袋へと落ちる仕組みになっています。

補虫袋内で、落ちてきた虫を消化し、栄養分を消化腺から吸収します。

子供も、実際にコバエが落ちていくの見て興奮気味に驚いていました。

熱帯性というだけあって、高温多湿を好みます。15℃を下回らない日当たりが良い場所を好みますが、直射日光は苦手なようです。

最低気温が15℃を下回るようになったら日当たりの良い室内に入れ、最低気温10℃以下にならないように管理すれば、日本でも育成出来るようです。

日常管理

日当たり

直射日光を避けた日当たりが良い場所を好むということで、夏の間は、他の植物の木漏れ日を受けるよう場所としてミミズコンポストの餌場の上に置いていました。

秋になり、日が短くなってきたころは、棚3段目のプランターの受け皿に引掛けて、日光を浴びれるようにしまいた。

水やり

乾燥には弱いということで、土の表面に渇きが見られれば、水やりを行いました。

土と肥料について

土は、購入時の2.5号ポットから3号ポットへ移し替える際に、不足分の土としてココビートを使用しました。

肥料は、特に与えていません。追肥は行っても良いようですが、元々栄養の無い土壌で生き抜くために食虫植物として進化しています。下手に追肥をした場合は、栄養過多により枯らしてしまう場合もあるため、追肥を行わずに様子を見ることにしました。

初の冬越し

朝が0℃を下回り、霜が降りるようになってかたため、かなり遅めの室内移動だったのですが、12月13日に室内へ移動させることにしました。

日光が入る良い置き場所が無いため、海水水槽のLED照明が当たる場所に置いてみました。

LED照明も直接的に照射出来ているわけではないことと、新潟の冬場は室内でも10℃を下回ることがあるので、こんな管理で冬越しが本当に出来るのか不明ですが、今期は、この方法で冬越しを試みます。

その後の冬越し状況の実際については、新たに記事にしています。
ウツボカズラ(ネペンテス)はじめての冬越し~生存具合の実際~
12月より、屋内での冬越しに移行したウツボカズラの冬越しの実際について状況をまとめます。ウツボカズラ栽培のきっかけと、冬越し直前の詳細については前記事を参照ください。蓋から枯れ始める最後の捕虫袋冬越し状況屋内環境の実際12月に入り、屋外が0...

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