食用ホオズキとパクチーの寄せ植えを試みる

食用ホオズキとパクチーの寄せ植え ホオズキ

昨年、職場の兼業農家M氏に頂いていた食用ホオズキより、子供が食べずに持っていた実が一粒ありました。

これを試しにプランターへ埋めた所、忘れた頃に沢山発芽したため、そのまま、育ててみることにしました。

食用ホオズキはアブラムシの食害を受けるとのことから、虫除け効果のあるパクチーとの寄せ植えに挑戦してみることにしました。

ここでは、半無計画的に栽培を開始した食用ホオズキが何処まで育つのか、蕾が出るまでの途中経過を紹介します。

プランターの条件

種(実)を撒いたプランターと現在苗を育てているプランターは異なるのですが、どちらのプランターも大和プラスチック(株)のグロウコンテナ30型(土容量:11L)です。

なお、現在苗を成長させているプランターでは、食用ホオズキを植えるまでに、スナップえんどう、マリーゴールド、ミニトマトと土を変えることなく、連続して育成を行なっていました。

品種

食用ホオズキ

現業農家のM氏に頂いた食用ホオズキですが、正確な品種名については不明です(汗)。新潟県妙高市で広く育てられている品種とのことです。

食べずにとっていた一粒の実を、5月29日に衝動的に土の中へ入れました。正直、芽が出るとは考えておらず、芽出しの適正時期も2~3ヶ月は過ぎていました。

パクチー

(有)浜名農園の提供する固定種の『コリンアンダー(パクチー)』です。

パクチーは、独特の香りから、アブラムシやハダニ、コナガなどの虫よけ効果がある優れたコンパニオンプランツとして評価されているようです。

パクチーは、妻共々夫婦で大好きなハーブです。食用ホオズキの栽培を機に種まきを行いました。

食用ホオズキとパクチーの成長

食用ホオズキの発芽

去年収穫分の食用ホオズキの実を2021年5月29日に土の中へ投入。スコップでつぶしながら混ぜ込みました。

この時、同プランター内では、青じそが発芽していました。

その後、3週間後の6月21日ごろから、無数の発芽を確認することになります。

発芽するまでの期間が長かったため、最初は何が発芽したのか分からず思い出せませんでした。しばらく成長した後に、葉の形状から食用ホオズキであったことを思い出しました(笑)。

発芽したころのプランター内には、青じそとナス、開花したナスタチウムが同居していました。

食用ホオズキと分かったことから、成長させようと思い、間引きを行いました。

芽が出たプランターはナスを優先して育てているため、成長具合の良い苗を選んで、他のプランターへ移すことにしました。

食用ホオズキの苗植えと追肥

苗植えを行ったのは種まきから81日目が経過した8月18日です。苗を植えたプランターでは、近々育成を終わらせようと考えていたミニトマトとマリーゴールドが同居していました。(写真中央の黄色い実はトマトです。黄色い実を挟むように伸びている二つの苗が食用ホオズキです)

なお、ミミズのいないプランターですし、同居人の生育も続いていたため、追肥として苗植えの段階で、これまで使用してきたお馴染みの(株)タクトの『バイオゴールドオリジナル』を5粒を全体に蒔きました。

パクチーの成長と効果

93日目の8月30日に、食用ホオズキの苗が成長を続けているのを確認して、パクチーの種をバラマキするこにしました。

パクチーの種は、2つで1粒となっているため、発芽しやすいように硬い殻を割ってから種まきすることが推奨されいます。ですが、今回は硬い殻を自ら割って出てこれる強い苗を育てようと、そのままの状態で種まきすることにしました。

種の殻を割ることなく、しかも土に埋めることなくのバラマキでしたが10日後頃から発芽し始めました。

その後、9月5日には、株が残っていたマリーゴールドとミニトマトを土戻ししました。

パクチーは、種まきから54日目の10月23日の段階では、10〜15cm程の背丈に成長して来ていました。

食用ホオズキの苗は、147日目の10月23日の段階で、アブラムシなどの存在は確認されずに成長を続けてくれている状況です。

同じプランター内のコンパニオンプランツはパクチーだけですが、両脇のプランターからは、バジルやローズゼラニウムなどの虫除けハーブも伸びているため為、複合的な力で食用ホオズキは守られているのかも知れません。

食用ホオズキの蕾

なお、147日目の10月23日の段階で、蕾は複数確認出来ています。

しかし、160日目の11月5日の段階でも、蕾は未だ開花出来ていない状況です。

おわりに〜零号機の堆肥投入検討〜

156日目の11月1日の段階で葉が黄色くなってきているのを確認しました。

追肥も8月18日以降、行っていませんでした。

ミミズコンポストのないプランターなので、土壌の養分不足の可能性が高いです。

そこで、今回は、ミミズコンポスト零号基内で出来ているであろう堆肥を与えることを考えています。

今週末の11月7日辺りに零号基内の堆肥を集め投入してみたいと考えいます。

追ってご紹介します。

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