ミディアムトマト『マティナ』のその後と挿し芽の活躍

トマト

固定種のミディアムトマト『マティナ』

マティナは(株)グリーンフィールドプロジェクトさんの固定種です。

前記事より、『尻腐れ病』について紹介した『マティナ』のその後についてです。

前記事のマティナの紹介記事です。
あぁ...トマトの尻腐れ病
『尻腐れ』は主に、実内部のカルシウム不足から起こる典型的な症状のようです。なお、トマトの植物内部でのカルシウムの移動は、主に『導管内の蒸散流』によって行われていると云われています。果実部分のカルシウムも、この蒸散流によって運ばれると考えられています。カルシウム不足になる原因は、以下のようなことが考えられており、大きくは2つ、①土壌環境、②植物体内の問題に分けられています。
  • 原産地:モルドバ
  • 内容量:0.12g
  • 発芽率:80%

元株の尻腐れ克服後の収量

尻腐れ病だけでなく、成長点を折ってしまう事故も発生させてしまった。マティナでしたが、その後は、尻腐れ病を克服しました。

結果的にその後に収穫できたのは5個です。種まきから133日目の8月29日を採集日として3個収穫しましたがその内の2個に至っては、形が歪で小さくなっていました。

結果的に、トータルして6個の収穫量でした。あまりに少ない!

でも、なかなか良い勉強になりました。

また、新たな花も咲く様子がなく、株も疲れている様子がうかがえたため、土戻しを行うことにしました。

ハサミで根元からバッサリと切る

切断した株の葉や茎はバラバラにして、同プランター上で土に戻すことにしました。

写真では、もっさりしていますが、1週間ほどでしなしなになり、ボリュームはなくなりました。

挿し芽の活躍

マティナの挿し芽

実は、尻腐れの出ていたマティナの元株より、その根本付近の土中から出てきていた20cm程の脇芽を摘み取ったのですが、これを、別のプランターへ挿し芽することにしました。

挿し芽を試したのは、新潟を代表するイチゴの品種である越後姫とサラダミックス、そしてナスタチウムを寄せ植えしていたプランターです。

7月4日に、来年用の株取りを行った越後姫の元株と、採種まで行えたサラダミックスの株にお別れし、土戻しをおこなったところへ、マティナの脇芽を挿しました。(分かりづらいですが、写真の黄色矢印が脇芽を挿した箇所です)

追肥として、(株)タクトの『バイオゴールドオリジナル』を10粒をまいておきました。

プランターは、日当りが良い棚の三段目に乗せました。

成長と収穫

その後は、結構放置気味でしたがグングン成長。

約2ヵ月が経過した8月30日時点では、出てきていた花房5カ所に、尻腐れのない綺麗な実が12個程確認できました。

ただ、プランターの土容量が11Lと少ないことと、尻腐れのトラウマがあるため、3カ所に見られた成長点を摘心することにしました。

尻腐れにビビり過ぎかもしれませんが、その後は、熟しながらも尻腐れは見られません。

尻腐れのない綺麗な赤い実が出来てきました。なかなか、感動です。

9月13日の時点で、6個収穫しました。

これから尻腐れ無く、何個まで収穫できるのか楽しみです。

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