マリーゴールドは、センチュウ予防の代表的コンパニオンプランツになります。
Mauerも寄せ植えに挑戦するにあたって、コンパニオンプランツとして最初に選んだ品種の一つでした。
ただ、個人的なマリーゴールドの勝手なイメージの中では、背丈が20cm程の可愛らしい花を咲かせる品種だと思っていたのですが、予想に反して巨大化することになりました。
巨大化する過程で日光及び栄養を独占していくことになり、最終的には、リセットのため土戻しを選択することにしました。
固定種『フレンチ マリーゴールド』
(株)グリーンフィールドさんの提供する固定種のフレンチマリーゴールドです。


- 現産地 オランダ
- 内容量 0.06g
- 発芽率 70%以上
種まきから発芽
生育舞台は、比較用プランターの菜園附属ミミコンです。
比較用プランターは、環境条件を変えて、生育や環境状態を比較できるようにしたプランターです。 寄せ植えで始めるプランター菜園3月27日から始めたMBS作りのためのプランター菜園。菜園の方針は、「寄せ植え」による小さなベランダでの多様性作りです。ここでは、寄せ植えについての概要と只今行っている寄せ植えの状況を記録したいと思います。寄せ植えについて寄せ植えを行うにあ...
3月29日を0日目として二つのプランターへ種を蒔きました。
なお、3月27日の段階で、寄せ植え同居種として、スナップエンドウ、つるありインゲン、バジル、ニラ、ビオラの種をまいていました。
種まきから9日目に発芽を確認したのですが、もう一つのプランター側では発芽しなかったため、4月25日に再び種まきし、こうれは8日目に発芽しました。
写真は3月29日にまいた分の発芽写真です。特に巨大化していくことになる芽なのですが、この子の成長を追っていくことにします。

27日目の4月25日には、マーリーゴールドらしい本葉になってきました。

力強い成長と開花
周りの植物と共に順調な成長を続け、48日目の5月16日には、中々頼もしい姿になっていきます。

その後、同居種のスナップエンドウは6月11日に収穫を終えます。スナップエンドウが無くなり、マリーゴールは、プランター内で最も日光を浴びることが出来るようになります。
76日目の6月13日には、背丈が50cmほどに成長します。蕾や花も出さず成長を続ける姿に、イメージしていたサイズ感とのギャップ感が芽生え始めます。

ビオラやニラに日陰を作りながら、中々に主張してきます。

81日目の6月18日にようやく蕾みをだし、6月25日に最初の花を咲かせました。

花を咲かさないことに不安も感じていたので、中々感動ものでした。
しかし、そこからは爆発的でドンドン成長していきます。

元気に成長してくれることはうれしいのですが、同居種のビオラなどの日照時間が不足するようにもなり、元気をなくしていきました。
そこで、不要な葉や枝を下の方から落とし、他の植物にも日光を確保できるようにしていきました。
勿論、切り落とした葉や枝は、土戻しのためにプランターのマルチングとして戻しました。

下の葉や枝を無くし、頭でっかちになったマリーゴールドは、まさに木のような姿になりました。

この時には、スナップエンドウやインゲンもいなくなり、キュウリが同居していたのですが、追肥をしてもキュウリが育つというよりもマリーゴールドがどんどん育つ感じになっていきます。
泣いて馬謖を斬る(土戻しと採種)
先に成長し、プランター内で広く根を張っていたであろうマリーゴールドに、後から芽をだたキュウリが負けることは仕方がないのかもしれないと考えました。
夏を過ぎ、秋を迎え、次に植える野菜をのびのびと成長させるためにも、泣いて馬謖を切る選択をすることにしました。
171日目の9月16日、土戻しを行うことにしました。

切り出したマリーゴールドは、中々のボリュームです。

量が多いため、ベランダのプランター全体にマルチングを行いました。
マルチングしやすい様にハサミで細かくしていた時のことです。

花が散って干からびた房の中に、種子を見つけました。涙
少しだけ、込み上げるものを感じつつ、心の中に『ダーウィンが来た!』の主題歌MISIAさんの「AMAZING LIFE」が流れていました。
おわりに
マリーゴールドにお別れを告、9月19日より、カリフラワーとレタスの寄せ植えに挑戦するため、苗の定植を行いました。

来年はまた、マリーゴールドを育てたいと考えています。
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