『加賀節成きゅうり』
(有)浜名農園さんの提供する固定種のキュウリです。
前記事より、成長不足で収量が少なくなっていたその後です。
前記事はこちらです。『加賀節成きゅうり』を育てて~種蒔きから収穫~寄せ植えを行っていたスナップエンドウと入れ替わるように収穫出来ないかと育てることにした『加賀節成キュウリ』の生育状況です。固定種の『加賀節成きゅうり』(有)浜名農園さんの固定種です。原産国:インド内容量:2ml発芽率:85%以上種まきから発...
- 原産国:インド
- 内容量:2ml
- 発芽率:85%以上
アブラムシの大発生と栄養不足
追肥も行い、葉もさらに茂り、花もたくさんつけ、新た結実を6本は確認できたのですが、、、、
なんと、1本で終わりました!!
2本の株があったのにトータル5本ですね。
全然ダメでしたね。
アブラムシの発生と栄養不足が原因と考えています。
アブラムシの大発生
発生したアブラムシは黒色のタイプで、木酢液では防ぎきれませんでした。
薬剤を使用しない解決方法としては、薄めた牛乳を吹きかける方法があります。虫の呼吸のための気門が牛乳で塞がれることで、窒息死するようです。
だた、牛乳による方法を知る前に、増えすぎていたことと、キュウリそのものの生産量も伸び悩んでいたことから、今回は、アブラムシの被害がどれほどまで広がってゆくのか、興味本位で確認することにしました。(注:対策するのが面倒だったわけではないよ)
結果は、凄まじかったです。アブラムシが葉を覆い、大きなアリさん達もたくさん引き寄せ、お祭り騒ぎ。(注:良い子はまねしないでね)
アブラムシが取り付いた葉から見事に、色が薄くなり黄色へと近づいていき、花は蕾のまま枯れて落下していきました。
ただ、興味深いことに他の植物には被害が及びませんでした。アブラムシ好みの葉が他になかったのでしょうか?(他のプランターにアブラムシが好きなはずの食用ホオヅキの苗も植えてあるのですが、被害が出ていません)
虫達のその棲み分けっぷりは、中々面白かったです。
競合種との競り負けによる栄養不足
また、根本的に追肥が足りなかったのもあるかとは思いますが、同居している『マリーゴールド』と『バジル』が競合種となり、栄養不足に陥っていたことも大きな要因になってしまったのではないかと考えています。
両種は、線虫や害虫予防の効果があるコンパニオンプランツとして重宝し、ベランダ菜園を始めた当初から育てていた品種でした。キュウリが生育不良なのをよそに、ドンドン巨大化し、それなりに間引きも行っていたつもりでしたが、気がつけば1mを超えるほど巨大化していました。
土戻しを選択
秋となり、花はまだ咲いておりましたが、実を付けても小指ほどで萎れるほど生産性が低くなったていたため、種まきから124日目の9月16日に土戻しをすることにしました。
元気に育てられなくてごめんなさい。
おわりに
実を付ける品種は、より栄養を消費するとも云われます。
同じプランター内で、様々な品種を季節ごとに植え付けながら育てていく計画ですが、植え付け毎にその時の同居種との関係には注意しながら育てていかなければならないのだと実感した次第でした。
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