プランター菜園のためのミミズコンポスト作りに挑戦

自作した菜園附属ミミズコンポスト ミミズコンポスト
自作した菜園附属ミミズコンポスト

自作したミミズコンポストの種類

6月29日現在の時点て、ベランダ内に5つのミミズコンポストを設置しました。

明らかな違いがあるわけではありませんが、大きくは2種類です。

なお、ベランダ菜園の教科書としているたなかやすこ氏の著書に着想を得てアレンジを加えさせて頂いたミミズコンポストとなります。

たなかやすこ氏の書籍紹介はこちらで記事にしました。
『自然の力を借りるから失敗しない ベランダ寄せ植え菜園』寄せ植えと出会い、ベランダ菜園の世界を教えてくれた教科書
ベランダ菜園を始めるきっかけを作り、人工生物圏構想をMBS(Minimum Biosphere System)として実践に移す為の多くのヒントを与えてくれた、教科書的な大切な図書です。目次をたどり、まず目を引いたのが、著者が掲げる4つのルールを掲載するPart1のRule2「軽くて何度でも使える土づくり」でした。

菜園付属ミミコン

1つは、トマトやナス等の実野菜を育てる外枠のプランター内部で、補助的に小さなミミズコンポストを内蔵させたタイプです。最終的には、この小さなミミズコンポストの能力だけで、そのプランター内の野菜を元気に育てられることが理想です。こちらは4つ作りました。挑戦的な試みになります。

堆肥場専用ミミコン

もう一つは、堆肥作りのためのプランターです。外枠プランターに葉物野菜程度は植えられるスペースを確保しつつ、菜園付属ミミコンに比べて一回り大きな餌場を設置したタイプです。できた堆肥はミミズコンポストのないプランターへの追肥用として利用していきたいと考えています。今のところ、取り出せるほどの堆肥はまだ生産できていません。

ミミズコンポスト作りの材料

まずは、材料です。

ミミズコンポストに使ったのは、次の①ポリプロピレン製の陶鉢、②陶鉢専用受け皿、③結束バンド、④猫よけマットです。

材料の組み立て

餌場作り

 まずは、ミミズの餌(生ゴミ)を入れる餌場作りからです。アップルウエア社のポリプロピレン製の陶鉢を用意しました。

深型でスリムな構造を求めていたことと、底部がメッシュ構造で加工しやすいと考えたためこちらを選びました。

底部のメッシュ構造をニッパーで切り取り、ミミズが出入りしやすいようにしました。

餌場用の架台作り

餌場を支え、餌場の底部からミミズが出入りしやすいように、猫避けマットと結束バンドで専用架台を作成しました。

猫避けマットを選んだのは、①目合いの大きいメッシュ構造となっており、ミミズの出入りがし易いだろうと考えたこと、②猫避けマットのとげとげが、土の中でアンカーのような働きをして、しっかし固定されるのではないかと考えたからです。

なお、猫避けマットのとげとげに、餌場プランターを乗せるだけで固定出来ました。

餌場の設置

外枠プランター(深さ25㎝タイプと30cmタイプを選びました)に底石を入れた上に、餌場用の架台をセット。架台の上にミミコンをセットして、土で埋めました。

埋めた後に、外枠プランターを振動させるように軽く叩くと、土がしまって餌場をしっかりと固定させることが出来ました。餌場とした陶鉢専用の受け皿を蓋として利用すれば完成です。

なお、本当は通気性を備えるテラコッタ製の鉢が良かったのですが、理想的形状を見つけられなかったため、今回はこちらのプランターを用意しました。

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